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最果ての城のゼビア その2

2014年度の吹奏楽コンクール課題曲
「最果ての城のゼビア」から その2

フレーズのとらえ方を考えてみましょう

フレーズというのは話を聞きやすくするのに句読点があったり、ここが1番言いたい大事な部分というのを伝える手段でもあります。
これがなければ文章はぐちゃぐちゃになってしまいます。
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ぜめろでぃーをえん「そうるのにふれーずのとらえかたをかんがえ」なといけないかとうことですが

こんな文章はとても読みづらいでしょう
では、これはどうでしょうか?

「なぜメロディーを演奏をするのに、フレーズの捉え方を考えないといけないか」ということですが..

こちらの方が断然読みやすいですよね。
文章の区切りをつけたり、言いたいことを見やすくするために工夫するのと同じで、音楽のフレーズにも工夫がなければ大事なことを伝えられなかったり、整理されていない音楽になってしまうでしょう。

その句読点・区切り・大事なことを見つけるにはたくさんの方法があります。

休符、音高、アーティキュレーション、和声進行、オーケストレーションetc..


これらのことを使って判断するには経験や知識がひつようです

そこで、知らない人でももっと簡単に判断出来る素材をお話します。
和声進行から簡単にフレーズを判断する方法で必ず注目するバスの動きを一緒に見てみようと思います。

ヘ音ヘ音

ここで言うバスは最低音のことです。
チューバやコントラバスの動きはもちろん、その2つの楽器が演奏していない箇所は他の楽器で一番低い音を演奏している楽器を探しましょう。

バスを見ると和声進行はもちろん音楽の流れがわかります


例に課題曲1番の楽譜を見てみましょう。

この部分はメロディばかりを見てしまうことが多いと思いますが、一見大きい動きをしていないように見えるバス(チューバやコントラバス)を見ると、フレーズや音楽の流れがわかります。


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音程があわない




同じ楽器で音程が合わない..
あの楽器との音程が合わない..

「仲が悪いの?
なんて聞かれることもあるかも知れません。
仲が良い人でもそうでない人でも、他の人と音程を合わせるのはとても神経をつかいます。これはアマチュアからプロまで同じです。慣れてくるとその苦労はもっと細かく水準の高いものになります。

最低限、目立つところの音程はポイントをおさえておきましょうね

音程を合わせるためには..
音程の状態がわかる必要があります。

どういうことかと言うと..
誰の音がどういう状態だから、うなりが鳴っているのかを分析する力(誰の音程が高いのか低いのかが分かる力)。これを持っていないと悪い音程を修正することも、音程が悪いことにすら気づくことが出来ません

そのまま何度も練習したとしても、これに気がつかなければ..
一生音程は合いません

音程があっていない時の「うなり」のことを複数の音の間に音程の差が生じることから「差音」と言います。

この差音よく分からないとかよく聞こえないという人。
一人で練習する時に音程の感覚を身につけるのにチューナーを使ってロングトーンをするのはもちろん、誰かペアになって同じ音のロングトーンをして差音を聞く練習をしましょう。

もしそのペアの音程がしっかり合っていれば問題ないですが、合っていなかったら例の差音が聞こえてきます。
そうなったら例のうなりをおさえる練習をします。そのペアのどちらかの音程が高いのか低いのか、それともどちらとも音程が合っていないのかを正しく判断して音程を修正しましょう。

音程の練習方法と耳の訓練

1. 1人がチューナーを使い正しいピッチでロングトーンをする

2. そのロングトーンしている音程を良く聞いて次の人がロングトーンをする。

3. 音程を調整して差音が無くなれば、正しい音程で吹いている状態を体と頭でよく覚えて、次は一発でこの音程を狙えるようにしましょう。

これを出来るだけ毎日少しでもいいので続けると音程は良くなってくるでしょう

チューナーを使って目で音程を確認できるのは便利ですが自分の音程や他人の音程を耳で判断できるように訓練しましょう

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速い部分の練習方法 付点編


速い部分の練習方法 ゆっくり編 は見てくれましたか?

身体が覚えるまで練習するということは大事ですが、本番の状態でも落ち着いて演奏するためには、頭に指の動きや音程感覚、音色などを覚えさせることがとても大切です。

速いパッセージを練習するのに色んな練習をするのは、出来るようになるために色んな問題を解決して難しいと思う原因を発見するためです。どうして難しいと思うのか、どんな練習が必要なのかをいつも考えながら練習しましょう。



わたしにとって付点練習の目的のひとつは、音と音の関係を頭に覚えさせることです。

同じように付点練習をして、さらに体に頭に染み込ませる方法があります。

付点練習をするとき2つセットで音を考えて、それらの音を演奏する前に頭の中で運指や音を再現してから実際に指や口を動かしてください。

ドレミファソラシドという音階の付点練習は..

ドの音をのばしている間に次のレミを頭の中でイメージしてから実際に指を動かす。次はミの音をのばしている間にファソを頭の中でイメージして指を動かす。

という風にひとつづつ整理しながら練習します。

この練習を実際にやってみた人はわかるのですが、またまたロングトーン練習をしているみたいじゃないかと思うかもしれません。
しかし付点にすることで音の前後の関係をさらに把握出来るようになります

難しい運指や速い運指は色んな練習をすることで確実に演奏出来るようになります。
ということで..リズム練習のお話をします。
メトロノームと一緒に練習しましょう

付点練習


この練習は普通の16分音符などを8分音符の付点と16分音符の組み合わせで「タッカタッカ..」とか「タカッタカッ..」と練習する方法です。
楽譜とは異なる色々なリズムパターンを練習することはとても重要です。
それは単純に運指を覚えるためだけでなくて、きっちりと演奏出来るリズム感を習得できるからです


付点練習は「タッカタッカ..」の他に後ろの音に付点をつける「タカッタカッ..」と逆付点のリズムでとることができます。運指がうまくいかない場合は必ず原因があります。その原因は案外自分気づかないところにあるかもしれません。
付点練習ではその原因を発見することも出来ます。

8分音符と16分音符の組み合わせ


(逆のリズム)

「タンタタ..」と「タタタン..」というリズム練習です。
この練習では付点練習のように2つづつ音をみるのでなく、3つづつ音ををみましょう。

リズム練習をしっかりして、その曲の楽譜を知らない人にもどんなリズムか分かるように演奏出来るようにしましょう


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速い部分の練習方法 ゆっくり編


どんな曲を演奏する時にも、しっかり自分の音を聴けていなければ、何となくのごまかしの音楽になってしまいます。
それを避けるためにはじっくりと自分の音をしっかり聴く練習をするのが有効です。

身体が覚えるまで練習するということは大事ですが、本番の状態でも落ち着いて演奏するためには、頭に指の動きや音程感覚、音色などを覚えさせることやイメージをいつでも再現出来ることがとても大切です。

速い曲を頭の中で整理出来てない状態で何度も速いテンポで練習しても、出来るまでに時間がかかったり、舞台で出来るか不安だと思ってしまうのではないでしょうか?

頭の中で指の動きが絡まっていませんか?



運指がの速く複雑な曲もゆっくりと整理しながら練習することで簡単になります。


実はわたしが速い運指を演奏しているときは頭の中で指をゆっくり動かしているイメージです。

どういうことかと言うと..


これは映画マトリックスのワンシーンですが、速いパッセージでも一音のこだわりや音程関係へのこだわりがきちんと聴こえているとこんな風に、速いものも頭の中で落ち着いて考えられます。

少し例えが言い過ぎですが 笑

「ゆっくり練習ならもうやっている..」それでも難しいという人がほとんどでしょう。

では質問です
ゆっくり練習の「ゆっくり」とはどれくらいのテンポですか?

例えば、四分音符=120で16分音符の連符を練習するとき、この「ゆっくり練習」をテンポを60で練習する..と聞けば、あなたはきっと四分音符=60だと思うでしょう

しかし..
ここでやってほしいゆっくり練習というのは16分音符=60
なのです

ほとんどロングトーンに近いくらいゆっくりで練習すると色んなことが見えてきます
ただゆっくりのテンポで何回も練習するのではなく、ていねいに一つ一つの音を聴いてしっかり鳴らすことを優先させて下さい。
一つの音を鳴らしている間に次の音の運指を想像しながらロングトーンして見てください。
ちゃんと次の運指が想像できたら運指を次の音に変えて、まこれを繰り返します


最初はメトロノームを使わないで、テンポよりも頭の中の運指や音程、音色のイメージを大事に練習しましょう。
メトロノームは使えないくらいゆっくりでも大丈夫です。


慣れてきたらメトロノームと一緒に練習

とても根気のいる練習なので、実際に練習しているとこれで大丈夫かと不安になるかもしれませんが、これを丁寧に練習すれば次の運指を想像するための時間が短くなって、運指が鮮明になります

何となく聴こえている連符は何となくでしか演奏出来ないかもしれませんが、細部までしっかりとイメージのある連符は演奏も丁寧に出来ます
わたしの場合、一週間毎日この練習すれば、ほとんどの連符が演奏出来るようになります。

「慌てずにじっくり聴く」これがコツです

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各楽器のプロからもワンポイントアドバイス、日々の練習のあれこれ、質問にもお応えしていきたいと思っています♪

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