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中学生から分かる三和音 3

中学生からはじめる純正律のアンサンブル 3
(中学生からはじめる純正律のアンサンブル 1 はコチラ)
(中学生からはじめる純正律のアンサンブル 2 はコチラ)


美しいアンサンブルを目指して

中学生からはじめる純正律のアンサンブル 3
(↑プリント3)

三和音 音律と調和 編

前の記事を読んで下さった方には少しお話せましたが、音程によってはチューナーのピッチでぴったりだったとしても調和しないものがあります

その違いは、音律によります。
音律とは1オクターブの中のそれぞれの音の配置するために考えられた方法です。

平均律
これはよく耳にする方もいらっしゃるのではないでしょうか?

1オクターブを平均に12等分したものです。プリントの図で言う1目盛りが半音になります。99パーセントくらいの市販のチューナーは平均律です。

純正律
これは二つの音をにごらないように重ねて作る音律です。音程関係で作る音律です。これは調和するように作られていますが、最初にどの音を基準にするかによって音の配置が大きく変わります。

皆さんがハーモニーの練習をするとき1・4・5・8度は平均律でとって見てください。(チューナーでぴったりのピッチ)

例えば、平均律なら半音の間隔が同じなので、ド-ソ、 レ-ラ、 ミ-シ と平行移動が可能です。
でも、これを純正律で演奏するとド-ソ、 レ-ラ の時点で半音の間隔が違ったり、微妙なズレが生じるので調和しません。

皆さんが三和音(例:ドミソ)の練習をする時は、5度(ド-ソ)をチューナー通り、3度(ド-ミ、ミ-ソ)を純正律でとってみて下さい。

具体的にどのようにすれば純正律でとれるのか?

長3度(ミ-ソ) をプリントの図で見てもらうと「ミ」の配置が平均律より、きれいにハモれる純正律の方が少し低めなのが分るでしょうか?

したがって、ドミソの和音を美しく調和させるには「ミ」を低めにとると良いでしょう!
どのくらい低くとるかということは、あなたの「耳」が頼りなのです!

「ド」も「ミ」もどちらもチューナーでぴったりのピッチからミを演奏する人が少しづつ音程を低く取っていくと「ウワンウワン」という濁りがなくなるポイントがあります!

それが純正律で美しくハモっているポイントなのです

同じようにして様々な音程で調べると純正律でハモるポイントが分りますよ
一度、自分の耳がその濁りを聞き取れるかどうかを試してみてください。

結論を言うと・・・

短音程はその名の通り、音程の間隔が狭く短いので 広く(上の音を高くするか、下の音を低くするか)

長音程は音程の間隔が広く長いので 狭く(上の音を低くするか、下の音を高くするか)
完全音程はチューナーぴったり

これが調和のコツです

お試しあれ

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中学生から分かる三和音 2

中学生からはじめる純正律のアンサンブル 2
(中学生からはじめる純正律のアンサンブル 1 はコチラ)


美しいアンサンブルを目指して
三和音 長・短音程 編

中学生からはじめる純正律のアンサンブル 2
(↑プリント2)

続いて、2・3・6・7度の場合です。

これは長音程短音程と言う名前がついています。
まず大事な2度の長音程と短音程の判別…

E-F、H-Cが短音程、
それ以外が長音程

になります。



ピアノの鍵盤(けんばん)を思い出してください。白い鍵盤、黒い鍵盤がありますが白い鍵盤同士が黒鍵なし
に並んでいてる二つの音が短音程になります。

3度の判別はこの短2度が含まれるものが短3度それ以外が長3度

6度、7度は短2度が二つ以上含まれるものが短6度、短7度それ以外が長音程となります。

これにも ♯ ♭ の区別があります。

重減ー減ー短ー長ー増ー重増

という配列で半音狭くなれば左に、
半音高くなれば右に段階が変化します。

これで音程はバッチリですね

わかりにくい人は、上のリンクからまとめのプリントがあるので無料ダウンロードできますよ



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中学生から分かる三和音

中学生からはじめる純正律のアンサンブル 1
美しいアンサンブルを目指して


三和音 完全音程編

中学生からはじめる純正律のアンサンブル 1
↑ プリント (これを見ながらだとより理解が深まります。)


美しいアンサンブルをするため、濁りのない美しい色彩のあるハーモニーを奏でるためには、自分の音だけでなく一緒にアンサンブルをする相手のことも考えなくてはいけません。
そのためには少しだけ音楽の知識(楽典)が必要です。

初回は基本となるハーモニー、ドミソなどの三和音の話を実践的で使えるように話します。

まず、二人で合わせるときの調和には純正律を使って合わせるのが基本です。
ピアノのようにきっちり固定された平均律でなく、音程によって比率でピッチを変化させて調和を図るのが純正律です。

簡単に言うと…
ハモるにはコツがいる
ということです。


そのコツをお話します
img_1.jpg

音程とは二つの音の間の距離を言います。この距離を数で表したものが度数です。

C-F (ド-ソ) なら、ド・レ・ミ・ファとドから数えてファまで4つの音をまたぐので(ドとファも含む)これを4度といいます。

G-H (ソ-シ)なら、ソ・ラ・シと3つの音をまたぐので3度といいます。

これで、下の音から数えれば何度でも数えられますね!

では、 C-G(ド-ソ)とC-G♯(ド-ソ♯)はどう区別するのでしょう?
どちらも5度ですね

こういった半音の距離と音程の性格を表すために 音程には名前 がついています。

次はこれを紹介します。
まずは 完全音程 です。

これはさっきの度数で言う、1・4・5・8度 に当たります。
(4・5度に一部例外があります。プリントの譜例を参照して下さい。)

完全音程を楽器を演奏する皆さんに実用的かつ簡潔に言うと…

2人で合わせていて、それぞれがチューナーに正確なピッチであればピッタリと合う音程です(2・3・6・7度は2人がチューナーでピッタリでも合いません)
これはハーモニーを作るのに最も基本的な音程です。

さらに、先ほどの、 C-G(ド-ソ)とC-G♯(ド-ソ♯)のような半音の変化を表すために音程が広がれば「増」、狭くなれば「減」と言うように名前がついています。

ですから、
C-Gは完全5度C-G♯は音程の幅が半音上に広がっているので増5度と言います。

(詳しくは上のプリント参照して下さい。)

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お楽しみに~ 

~目次~

楽典
・中学生からわかる三和音 完全音程とは?
・中学生からわかる三和音 長・短音程とは?
・中学生からわかる三和音 音律と調和 
・中学生からわかる三和音 美しい和音のバランス
・主音・属音・下属音
・これって何調かな?
・移調楽器のための音別早見表(実音)
・移調楽器のための音別早見表(記譜)


基礎

・姿勢について
・姿勢について 2
・姿勢について 3
・音階練習
・タンギング
・ヴィブラート
・速い部分の練習方法 ゆっくり編
・速い部分の練習方法 付点編
・ロングトーン
・ロングトーン その2
・ロングトーン その3

合奏
・歌うってどうすればいいの?(音量編)
・歌うってどうすればいいの?(発音編)
・音楽のバランス(音量)
・音の出だしがそろわない
・ブレスでの合図の出し方
・フレーズの受け渡し
・管楽器とするアンサンブル

吹奏楽コンクール
・課題曲1番「最果ての城のゼビア」その1

メンテナンス
・木管楽器のメンテナンス(水分対策)
・吸水シート(水分対策)

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