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息をイメージする

長年、吹奏楽の教育に携わってらっしゃる甘粕宏和さんのお話を聞きました。
とても興味深い内容でしたので一部をご紹介したいと思います。





管楽器の演奏には息のコントロールが必要不可欠です。息が変われば音が変わります。
しかし、体から楽器を通っていく息は可視化することができません。ですから初心者を教える時には、この息の流れをイメージで伝えることが大切です。


いざ学生たちに指導をする時に、音程を合わせてとかアタックが云々と言ったり、難しい言葉で簡潔にすることは簡単なことですが、自分の言葉がきちんと相手に伝わっているかというと100%とは言えず、学生たちの頭の上に?が浮かんでいる瞬間を見てきました。


そこで先生が現場でお話されているイメージの伝達方法を実際にやってみながら紹介していただきました。
息のスピードの変化・アインザッツを揃える・全体のバランスを聴くなど、決まった言葉で言いがちなことをユニークで好感を持てる方法で工夫されています。学生にとっても楽しい時間になるのではないでしょうか。

リトミックとは違いますが、簡単に体を使ってみたり、情報過多で委縮せずのびのびと楽器に向かっていける方法だと思います。
楽器をやっていて何かしらの変化を感じたり楽しいと思えることはモチベーションになりますから!



相手にわかる言葉で伝える工夫が大切です。


甘粕先生はこんな本を出されています。
そこでは今回、教えていただいた具体的な方法も紹介されています。




興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
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ファゴットの教則本まとめ

さてお待たせしました
これまではボクの知人の演奏家によるおススメの教則本でしたが、
今回はボク、ファゴット奏者によるおススメのファゴット教則本をご紹介したいと思います。
ボクが楽器をはじめた時、周りにファゴットについて教えてくれる人はいませんでした。
プロの方に習えるようになるまでは最初はひとりで2年ほど練習しました。
習いたいけどなかなかレッスンに通えない、そんな状況がボクにもありましたから一人でこの楽器ファゴットをはじめるという方の気持ちは手に取るようにわかります。
そんな中学生のボクがいきなり楽器を買えるわけもなく
毎日、いつかファゴットを吹きたいなあと夢にふけって読んでいた本がこちらです。

うまくなろう!ファゴット
元NHK交響楽団の岡崎さんの書かれた本。
楽器の組み立て方~実際の演奏について(練習方法など)、最後にはリードの制作方法まで記載されています。
演奏するときのイメージまで書かれていますので、導入にはぴったりの本だと思います。
練習曲など..

ワイセンボーン1巻
ピアノをはじめる人にとってバイエルがあるように、ファゴットをはじめる人にはこちらの「ワイセンボーン」があります。
最もポピュラーな教則本で恐らくファゴット奏者の98%はこの本を勉強したのではないでしょうか?笑
もちろんボクもはじめはこれを練習していました ^^

ワイセンボーン2巻
先ほどの1巻の続編この2つを勉強しておくとファゴット演奏の初心が得られるのでたくさんのことができるようになると思います。
練習曲の定番

ミルデ25の練習曲
こちらはワイセンボーンに比べて難易度が少しアップします。
フレーズの練習や色々な表現を練習するのに楽しい曲集だと思います。
毎日の練習に
ボクが毎日楽器を組み立てて最初にやっている練習はこの教則本を使っています。
本は(フランス式のファゴット)バソンの運指がのっていたりしますが
名曲
協奏曲の定番といえば..

モーツァルト ファゴット協奏曲
オーディションにコンクールにファゴット奏者の人生を左右するほどの(?笑)名曲です。
モーツァルトが青春時代に作曲した爽やかな作品。

サン=サーンス ファゴットソナタ
「ファゴットソロの名曲を5つ挙げよ」なんて言われたら是非入れたい一曲です。
フランスの作曲家サン=サーンスによるファゴット(バソン)とピアノのための作品。ハープを奏でるかのような美しい導入からファゴットの魅力を存分に引き出したり、技巧的な一面も栄える名曲。
応用編
変え指などのメモに便利な運指スタンプ

ファゴットを吹いていると何かと変え指が必要になってきます
そんな時に楽譜の余白に毎回指をメモをするのですが、あとから見て何が何だか分からない,,
ということにならないためにきれいに運指をメモできるのがこのスタンプです。
これ、個人的にグッズとしてかわいいのでおすすめです
憧れのあの曲も..

ファゴット用オーケストラスタディ
オーケストラのファゴット奏者を目指す人はオーディションの準備などでボロボロになるほど練習する一冊です。
フィガロの結婚、ボレロ、春の祭典などファゴットにスポットライトがあたるソロなどがたくさん掲載されています。
ボクの先生であり尊敬するファゴット奏者であるパスカル・ガロワさんが書いた本

ファゴットの特殊奏法が知りたいという方の導入によいのではないでしょうか。
色々な奏法をひとつひとつ丁寧に説明してあります。
1冊に英語・ドイツ語・フランス語の3種類の原語で書かれています。
これまでにご紹介した教則本や練習曲、ファゴットの曲はファゴット奏者なら知っている導入部です。
また練習が楽しくなるような練習曲や楽譜を紹介しますね~
ではでは、今日も頑張ってください
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フルートの教則本まとめ

フルートをこれからはじめる方。
すでに練習している方。
プロのフルート奏者を目指している方。
プロの方にも??

おススメ出来そうなフルートの教則本がありますので紹介したいと思います。
どんな教則本で練習すればいいか分からないという方は是非チェックしてみてくださいね


まずは、これからフルートをはじめるよ~という方

初心者にレッスンするという方におすすめの本




パワーアップ吹奏楽! フルート

最近でたシリーズの本です。
吹奏楽から管楽器をはじめられるという方がほとんどだと思います。こちらはそんな初心者の方からさらに上達したいという方に良い一冊だと思います。この一冊からはじめるのはいかがでしょうか?

もう一冊、





うまくなろう!フルート

管楽器雑誌「バンドジャーナル」からでている本です。こちらも楽器別のシリーズになっています。これはもう10年も前からある本ですが、なかなか好評で「好アドバイスのかたまり」なんて言われています。
ボクも(ファゴットですが)楽器持っていないのに読んでいたなつかしい記憶があります 笑

さらにもう一冊、


絶対! うまくなる フルート100のコツ

メンテナンスからステージ演奏まで各章に分けて丁寧に言葉で説明している一冊です。
こちらも好評につきおススメしたい一冊です。


ここからは少し本格派な教則本です。


フルートの世界で神格化している巨匠 マルセル•モイーズの書いた教則本です。

彼に捧げられた曲もたくさんあります。

イベールのフルート協奏曲はそのひとつです。


こちらがマルセル・モイーズさん
教則本ではパイプをくわえた写真が有名です。彼の教則本はほとんどのフルート奏者が持っていて、大きな影響を与えています。
さて紹介していきましょう~

毎日の練習についての教則本



いままでの教則本からもうワンステップ進みたい方におススメです。
毎日の練習でテクニックを維持できると、難しかったことも少し軽減されるかもしれません。


ソノリテに(音色)ついて



管楽器の最大の弱点を克服するための『ソノリテ』は、フルートを学習する者にとって避けて通ることは出来ないほどの存在となっており、モイーズの考えに従えば全ての音の響きを均一に統制することが可能になる。
管楽器の音色については低音から高音までついバラバラになりがちですが、それを美音で統一できるようにするということにフォーカスした一冊。思い当たりのある方はどうぞ


華麗に音階や分散和音を演奏するための練習


フルートのは機動性は高い楽器で運指も他の楽器に比べ完成されていることから速いパッセージが曲中によく出てきます。音階や分散和音(アルペジオ)は華やかな技巧の基本です。毎回早いパッセージがでるたびに悩むのがいやだなあという方は普段から少しづつ練習
するのが良いでしょう。


アンブッシュア、イントネーション、ビブラートのための教則本。



フルートの優雅なメロディーに欠かせないビブラート。
「ビブラートにもきちんと基礎的な練習をして」なんて言われますが、どうやっていいのか・・
と悩める方に是非、推奨。
アンブッシュアや音程についても言及されています。



こちらはもっともっとフルートを極めたいという方のための本です


循環呼吸について、ここまで丁寧に書いた一冊はなかなか珍しいと思います。
さらにPCからも学べるようにディスクがついていて動画付きで学べます。


重音などの現代奏法について



以前にも紹介しましたが、クマのマークのベーレンライター社からでている特殊奏法をまとめた本です。
重音に関してはフルート大辞典という勢いでまとめられています。
さらにフルートを知りたい方はもちろん、フルート奏者を目指す方にとって現代音楽や特殊奏法は避けて通れません。


ピッコロ、アルトフルート、バスフルート用

現代奏法をまとめている先ほどの本のピッコロ、アルトフルート、バスフルート版。現代音楽を聴いたことのある方ならご存知だと思いますが、フルートに限らず「特殊管での特殊奏法」は作曲家にとって時に大好物なのです 笑
こちらもおススメというか、もっていないと出来ないことが多いですね・・


練習あるのみ。

フルートを極めるのにおススメの教則本でした 


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緊張と向き合う

いつも上手くいくのに本番になると緊張してしまう..

そんな悩みを持つ人は少なくないと思います。そんな人のヒントになればとボクの経験から記事を書いてみます。

まず緊張で悩むことがごく普通のことだということを知っていてほしいです。中には緊張しない人もいるかもしれませんが..緊張している私だけ変なのかな..? なんて考える必要は一切ないです。


いつもと違う状況であれば体も構えようとします。



緊張いろいろ


緊張によって起こる作用は人によって異なります。人によっても楽器別にも起こりやすい作用があると思います。


  ピアノの人は音を外すかもという不安の他にも暗譜がとんでしまうかもという不安もあるかもしれません。

弦楽器の人は弓を持つ手・腕・肩が固くなったり指が震える、管楽器の人は息をたくさん吸えないとかキィを押さえる指に力が入ったり..


緊張で起こりうる作用をいくつか挙げてみます。


心臓の鼓動が速くなる、指が震える、足が震える、声が震える、体が固くなる(指、手、肩、足など)、吐き気がする、暗譜がとぶ、普段考えないことを考える 等.. 


該当するものはあったでしょうか?


ボク自身、学生時代に緊張でピアノの発表会では暗譜がとんで止まってしまったこともあります。音を間違えたこともあります。その時はまだ緊張について深く考えたことはありませんでしたが、あるコンサートがきっかけで緊張について考えるようになりました。

  そのコンサートで大きなミスをしてから、自分は舞台に向いていないのではないかと考え出したり、次の舞台が不安になったりしました。


でも、そういった不安より 音楽がやりたい という気持ちが強かったので、再び不安と付き合いながらも解決策を一生懸命さがしました。




講座(音楽家のためのメンタルに関する)に行ったり、本を読んだり(体のしくみや、舞台に上がる人に関する本)、人に聞いたり(音楽家の仲間や先生など)、このブログのようにインターネットでも色んな意見が出ています。


それらは参考になり大いに役立つだけでなく安心感も得ましたが、直接、自分がどういう風にしたらいいかということは教えてくれませんでした。


それは、なぜか?


さっきも少し話したように、緊張は人によって起こる原因も作用もちがうからです。


そこでボクがやったのは、一体自分が緊張したらどうなるのかを知ろうと思いました。(これが解決策になりました)

精神的な問題

ボクの場合は鼓動がはやくなり、まれに少し吐き気がありました。
管楽器を演奏するボクにとって吐き気というのは息をたくさん吸う妨げになりました。そのたまに起こる吐き気のために演奏まで消極的になりがちでしたので、これを解決させようと思いました。

まずは不安の原因を取り除くために、それを直視することにしました。
・吐き気が起こっても実際に吐くことは一度もありませんでした。
・どういう時に吐き気が起こるのか?

それが分かってからは、今日は自分にとって緊張しやすい本番だなとか、今日は大丈夫だなとかも勘付いてくるようになりました。 ボクの場合は緊張してきたら一人になるのが落ち着ける方法だということに気づきました。人によっては誰かと話している方が落ち着く人もいるようです。

コカコーラに助けられ

スイスでの本番後あまりにも緊張がひどかったので病院へ直行して調べてもらいました。
そこでわかったことは、本番後のボクはいつもより低血糖だということです。お医者さんに甘いものをたくさん摂取するように言われました。(普通は逆なんですが..笑)


その対策として糖分を大量に摂取出来てスカッとするコカコーラを飲むことにしました。なぜコカコーラかというと海外で演奏することが多いボクにとってたいていの国で購入できるコカコーラが安心につながるからです。これが日本限定の飲み物なら海外で手に入れられないので不安になるかも知れないからです。


これらをすることでボクの中で筋の通ったおまじないになり緊張が徐々に薄らいできました。

先ほども書いたように、人それぞれ緊張が異なるので、あきらめないで、まずは..
自分と向き合う ことが大切です。






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客観的に聴く

みなさんが練習するときに欠かせない存在となっているチューナーやメトロノーム。これは音程を目で確認したり、実際は聞こえないリズム(細かいリズムまで)を耳で確認することができます。


人間の耳の感覚(音程感やリズム感)はほおっておくと案外狂いやすいものです

ですので、チューナーやメトロノームは常に一定の感覚を保つためにもとても重要な存在です。
これらの感覚を養うために、学生からプロにまで人気なのがKORGのチューナーとメトロノームが一緒になったものです



音程感やリズム感が安定してきたらステップアップして次の課題を練習するのがいいと思います

それは自分の音や音楽を客観的に聴く力を養うことです。

よく、レコーダーで自分の声を録音して後で聞いてみたら
『誰、これ..

(いつも話している時の声と全然ちがう..)なんて感覚になった人は多いと思います。

音楽や楽器でもそんな感覚を感じることがあります。
録音を聴いて気づく問題点を簡単に挙げます。

バランスの問題
● 自分は大きな音で吹いているつもりなのに録音で全然聴こえなかった。
● 音が小さくなるように努力しているのに録音を聴いたら浮いて聞こえてしまう。

音色の問題
● 同じ楽器でのハーモニーでみんなと音色が合わず自分の音が聞こえすぎる。

リズムの問題
● 自分だけテンポ感がちがう。
● 全体のテンポ感がまとまらないのは自分がしっかりテンポを示さないからだった。

音楽の問題
● 自分は情熱的に歌っているつもりがウネウネとよくわからない歌い方になっていた。

場所の問題
● ホールで聴くと音の余韻があるので音が長く聴こえた。(普段、響かない部屋で練習するくせがついていた。)
● ホールで聴くと響きでモコモコになり音がはっきりしていなかった。

など..
簡単に気づくこともたくさんあります。


その他にも発見もあります

● 録音を聴いてみたら「意外と大事なパートだった」と気付き、いつもより少し大きな音で演奏して改善する。
● 小さい音を意識し過ぎて聴こえないくらいの音量になっていたので、もっと楽に吹いていいと気づいた。
など..

こちらも自分の音をレコーダーで取って客観的に聴くことでたくさん気づくことがあります。

改善点や新しい発見を生かして練習すれば上達の早道です

個人的な録音練習の経験の話をすると特に歌い方などは、自分で演奏するのと人が聴くのとに大きな差を感じることがあります。

しかし楽器の録音に使うようなレコーダー(録音機械)は安いものではありません。また市販のレコーダーは電池の消費がとても速く常に電池を持ち歩く必要があります。録音するのも、録音したものを聴くのにも高い音質で電池を消費するので。

ちょっとした録音をしてすぐに聴きたいという人におすすめの録音機があります

KORGのTMR-50

これはレコーダー(録音機)だけでなく
チューナーとメトロノームがついています。



サイズ的にもみなさんが普段、使っているチューナーとほとんど同じです。

レコーダー付きチューナー使い方

楽器練習に励む多くのプレイヤーの方々に愛用されている、コルグの人気チューナー/メトロノームTMシリーズ。この最新モデルTM-50に、さらにレコーダー機能を追加したTMR-50の登場です。演奏を上達させる上で、自分の演奏を客観的に聴いてみて、反省点を見つけ、改善していくという練習は非常に重要ですが、このトレーニングを手軽に行えるよう、TMR-50はマイクとスピーカーを内蔵。また高音質リニアPCM録音方式の採用や、USB端子の搭載によるPCとの連携などのほか、音感やリズム感を鍛えるチューナー/メトロノーム機能も充実の仕様です。カラーはブラックとパール・ホワイトの2色。ブラスバンドやオーケストラなど、演奏の上達を目指すすべての方へおくる最高のパートナー、それがTMR-50です。



練習の良いパートナーになりますように

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プロフィール

BrassMusic Hide

Author:BrassMusic Hide
ブラスミュージックネットでは、
ある音楽家が、吹奏楽・ブラスバンドに役立つ管楽器情報情報をお届けいたします。
各楽器のプロからもワンポイントアドバイス、日々の練習のあれこれ、質問にもお応えしていきたいと思っています♪

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